コンシューマーゲーム大辞典

ゲーム内容
たまごっちブームに乗って登場した育成ゲーム
最初に4種類の動物から1匹を選択して育成開始
ミニゲームや学習要素を通じて動物を育てていく
定期的に開催される大会に出場させるのが目的
大会は「ビューティフルコンテスト」「水泳大会」「かけっこ大会」「早食い大会」「玉拾い大会」の5種類
各大会で優勝するとトロフィーを獲得
トロフィーは「けいれき」画面で確認可能
目標は全5種類のトロフィーを集めること
動物はエサやりよりも“気分管理”が重要
不機嫌になると躁鬱状態になり、放置すると死亡する
嫌われると失踪するため、ご機嫌取りが育成の要
「遊び」や「学習」の効果が分かりにくくプレイヤーを悩ませる
大会に不要と思える謎のステータスも存在
特に「ビューティフルコンテスト」での優勝は難しいと評判
動物ごとの特性を活かす必要がある（例：インドゾウを早食い用に育成 → 球拾いで優勝）
評価
見た目は地味で売れなさそうだが、GBでシリーズ化され4作品も展開
ゲーム性は「たまごっち＋大会ミニゲーム」といった内容
難易度は高めで、システムの理解が不十分だとクリア困難
育成よりも“ご機嫌取り作業”がメインになりがち
子供向けの見た目に反して、奥が深くストレス管理がシビア
総評
「動物育成＋大会攻略」という独自要素を持つGB育成ゲーム
見た目に反してやり込み要素があり、熱心なファンを獲得
育成の理不尽さ・ステータスの不透明さなど不満点も多い
それでもGBで4作も続いたことから一定の人気と支持を得ていた
たまごっちブームの産物でありながら、独自路線で存在感を示したシリーズ