コンシューマーゲーム大辞典

宇宙戦艦ヤマトシリーズは1999年から2005年にかけてPSおよびPS2で発売されたゲームシリーズ。
シリーズはアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を題材にしたウォー・シミュレーションゲームである。
松本零士が総設定と監修を担当、ストーリーやデザインは彼の作品観を強調している。
第一作『遥かなる星イスカンダル』が1997年から開発が始まり、続編が登場。
ゲームごとにシステムは異なり、ストーリーは繋がっている。
戦闘は艦隊戦や白兵戦など、様々な形式で行われる。
声優陣はアニメ版と同様のキャストを起用する傾向があり、一部は代役が立てられた。
各ゲームにはキャラクターデザインやメカデザインに関する独自のアプローチが存在する。
後半になるにつれて、原作アニメとの乖離が見られるようになった。
2002年からの裁判の影響で、発売が遅れた作品がある。
マルチエンディングやプレイヤー選択によるルート分岐が採用されている作品もある。
シリーズ全体を通じて、松本零士が関与し続け、ストーリーやキャラクターに影響を与えた。
ゲームプレイにはユニットの管理や資源の管理が重要視されている。
早期の作品から後期のPS2作品まで、技術的な進歩が顕著に見られる。
オリジナルキャラクターや新メカの登場により、ファンの期待に応える要素が盛り込まれている。
シリーズの最後の作品は『暗黒星団三部作』と呼ばれ、全3作で構成されている。
各作は異なるストーリーラインを持つが、全体としてヤマトの宇宙探索をテーマにしている。
シミュレーション要素の他に、ストーリーテリングやキャラクターの成長が重視されている。
知名度のあるキャラクターを通じて、ファンの思い出や感情が引き起こされるようにデザインされている。