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リトル・マーメイド

更新日 2025/04/25
リトル・マーメイド
同名映画をゲーム化:wiki参照
1991年7月19日発売、カプコン開発・販売のアクションシューティングゲーム。
ディズニー映画『リトル・マーメイド』を原作とする公式ライセンスゲーム。
主人公は人魚のアリエルで、魔女アースラを倒して王子と再会するのが目的。
全5ステージ構成で、各面にボスが存在。
ステージ構成は「サンゴ礁」「沈没船」「氷の海」「海底火山」「アースラの城」。
水中が基本フィールドで、アリエルは上下左右に自由移動可能。
陸上にも一部登場するが、跳ねるような不自由な挙動になる。
アリエルの主な攻撃手段は泡で、敵を閉じ込めてから持ち上げて投げる。
泡で閉じ込めた敵や落ちている貝殻を使って敵を倒したり、宝箱を開けたりできる。
宝箱にはパワーアップアイテム(泡の強化、射程延長など)が入っている。
泡の攻撃には3段階の威力・射程強化がある。
パワーアップはステージ内で取得しなければならないが、ミスで全てリセットされる。
初期状態では泡の射程が短く、敵を閉じ込めるのに複数回必要で難易度が跳ね上がる。
各ステージの最後には個性的なボス戦があり、貝殻や泡で攻撃。
ラスボスはアースラ(2段階戦)。それぞれ約6発で撃破可能。
隠しアイテムがステージ各所に配置されており、泡に包んだ敵や貝をぶつけると出現。
スコアはアイテム取得のみで加算。敵を倒しても得点は入らない。
スコアに応じて / 1UP(残機増加) / もあり、20,000点ごとに1機。
/ 体力制(最大5) / で、ハート回復アイテムは出現率が低め。
残機制、コンティニュー無限で、ゲームオーバーになっても続けられる。
操作は十字キー移動、Aボタンで攻撃・ジャンプ(地上)、Bボタンで加速。
セーブやパスワード機能はなく、一発勝負の設計。
グラフィックはFCとしては高クオリティ。アリエルのモーションも豊か。
敵の動きは控えめだが、全体的にディズニーらしい表現が守られている。
難易度は非常に低く設定されており、ゲーム初心者や子供向け。
とはいえ、ミスによる初期化が足かせになり、後半はやや厳しくなる場面も。
アリエルにはセリフがなく、主人公が無言のまま進行する点は物足りないと指摘される。
エンディングは王子との再会で締められるが、感動的演出は控えめ。
ゲームとしては非常に短く、10~20分程度でのクリアも可能。
総評として、コレクション要素やディズニー作品ファン向けとして価値のあるタイトル。
発売日
北米1991/7/1
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
19,200
国内売上数
0
世界売上数
0