コンシューマーゲーム大辞典

『ファイアーエムブレム』シリーズは、インテリジェントシステムズが開発し、任天堂が発売するシミュレーションロールプレイングゲーム（SRPG）である。
シリーズは1989年にファミリーコンピュータ向けに初作が発売されて以来、さまざまな任天堂ハード向けに展開されている。
シリーズは、ユニットのHPが0になるとそのユニットは復活できず、ロストするという独特なゲームプレイの要素を持つ。
物語はほとんどが中世風のファンタジー世界で展開され、主人公が軍隊を指揮して平和をもたらすために戦うというストーリーが共通している。
各作品には繰り返し登場するアイテムや種族（例：マムクート、竜など）があり、設定が累積的に形成されている。
シリーズは関連書籍や漫画、OVA、ドラマCDなど多彩なメディア展開がされている。
海外展開は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズによって促進され、国内外での認知度が高まった。
各作品の舞台となる大陸は異なり、アカネイア、ユグドラル、テリウス、エレオスなど様々な名称がある。
戦闘はターン制で、キャラクターは章ごとに経験値を得て成長する。
ユニットには多様な職業があり、各職業には特有の能力や武器の扱い方が存在する。
成長要素や支援システム、特技など、キャラクターの個性を強調する要素が多い。
シリーズの主題歌などの音楽も継承されており、特に「ファイアーエムブレムのテーマ」が多くの作品で使用されている。
任天堂はシリーズに関するデジタルコンテンツや公式サイトを展開しており、情報の更新が行われている。
『ファイアーエムブレム』はキャラクターの絆をテーマにした要素が特徴的で、支援会話が存在する。
裁判をめぐるトラブルがあり、関連会社のソフトが類似性で問題視されたことがある。
ゲームシステムはダメージ計算やステータスの成長など細かい要素が組み込まれている。
特定のユニットが持つスキルや能力が、戦術に影響を与える。
キャラクターの退場がストーリーや戦闘に大きな影響を与えるため、戦略的なプレイが求められる。
二次創作の同人誌も多く存在し、ファンによって活発に盛り上げられている。
各タイトルで異なる仕様やシステムが取り入れられており、常に新しい要素が追加されていく。