コンシューマーゲーム大辞典

ビックリマンは1977年にロッテから発売されたチョコレート菓子。
おまけとして「ビックリ」するシールが封入されており、コンセプトは驚き。
初期のシールは驚かせるデザインで人気を博し、1985年に第13弾で一旦終了。
1985年から始まった「悪魔VS天使」シリーズが特に人気を集め、アニメなども展開。
本体のビックリマンチョコはウエハースでサンドされたチョコレート。
シールの種類や価格は時代によって変化。初期は30円、現在は80円。
1987年にビックリマンアイスやビックリマンスナックが発売。
ヒットの要因はシールにストーリー性とゲーム性があること。
1991年に新シリーズ「新決戦 スーパービックリマンチョコ」が発売される。
シールの価値はレアカードが存在し、人気のため高額で取引されることも。
1992年に「悪魔VS天使シリーズ」の展開が終了し、ブームは一旦沈静化。
シールがストーリーを持つことでコレクターの関心を引き、関連書籍やメディア展開が行われた。
社会問題として、シールを目当てにチョコレートが廃棄される事例が多発。
シールによる売買禁止やチョコの完食を促す「ビックリマン憲章」が制定。
キャラクターやストーリーの多様性が支持され、特に女児にも人気を獲得。
「ビックリマン」のコンセプトは他のロッテの商品にも類似している。
現在も様々なコラボ商品が展開されており、新たなファンを創出している。
ビックリマンのミニ四駆や流行の一環として位置付けられている。
2020年には「悪魔VS天使シリーズ35周年」として新商品が登場。
舞台やゲーム、アニメなど多岐にわたるメディア展開が行われている。