コンシューマーゲーム大辞典

『トムとジェリー』は1940年にウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが創作したアニメシリーズ。
主なキャラクターはネコのトムとネズミのジェリー。
166本の短編、2本の長編映画、8作のテレビシリーズ、18本のOVAが製作されている（2023年現在）。
トムとジェリーはほとんど会話せず、豊かな表情や動作で物語を進行。
過度な暴力をコメディに変える独特の作風を持つ。
日本では1964年から放送が始まり、幅広い年齢層に人気がある。
トムは短気でお調子者、ジェリーは狡賢くお茶目なキャラクター。
アカデミー短編アニメ賞を7回受賞。
初回は「上には上がある」で、以降114本が公開された。
1961年から新作が製作され続けている。
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー（MGM）によって発表された。
1960年代にはテレビ放送が盛り上がり、多くの再放送が行われた。
ハンナとバーベラは作品制作チームを形成し、独立した制作を行うようになった。
1958年にMGMがアニメーション部門を閉鎖するが、その後新作が製作された。
複数の吹替版が制作され、日本でも人気のキャラクターとなった。
現在も新作が制作され、広く知られる文化的なアイコンとなっている。
後年には映画化や短編シリーズが続いている。
キャラクターの人気は世代を超えて広がっており、「3世代キャラクター」と呼ばれることも。
カートゥーンネットワークなどで頻繁に放送されている。