コンシューマーゲーム大辞典

『レンとスティンピー』はニコロデオンで放送されたアメリカのテレビアニメ。
放送期間は1991年から1996年、全52話（日本語版は25話）。
原作はカナダのアニメーター、ジョン・クリクファルセー。
テーマは過激でブラックなコメディ。
作品は下品で刺激的なネタが満載で、子供たちに大人気。
大人からも支持され、社会風刺やブラックジョークが評価された。
ニコロデオンは制作において過激さを懸念し、クリクファルセーと対立。
人気が高まる中で、内容の過激さが増し、クリクファルセーは制作から追放された。
放送権が売却された後、後継者の作品は人気を失い、打ち切りとなった。
日本では1998年に放送開始、2009年に終了。
日本の放送では特定のエピソードを選んで放送した。
吹き替え版は自由な演出が特徴で、翻訳が自由に行われた。
レンは短気なチワワ、スティンピーはおバカな猫というキャラクター。
特徴的なキャラクターとバックグラウンドのメッセージが印象的。
普通のモラル重視のアニメとは一線を画している。
エピソードの邦題は不明なものが多い。
コナコナトーストマンというキャラクターが登場する。
歴史的なテレビアニメのトレンドにも挑戦した作品。
現在、日本では再放送やネット配信は行われていない。
今尚ファンによる記憶と影響は残っている。