スーパー32X

スーパー32X
スーパー32Xは1994年12月にセガから発売されたメガドライブ用周辺機器。
価格は16,800円、北米では「Genesis 32X」として販売。
セガの目標は、Genesisの延命とSNESとの差別化だった。
マーケティングの混乱と開発方針の不一致により低評価を受けた。
北米市場以外での販売は不振で、日本では新規タイトル供給が早期に終了。
メガドライブとメガCDの組み合わせが「メガドラタワー」と呼ばれる。
CPUはSH-2を2つ搭載し、32ビットの処理能力を持つ。
スーパー32Xのタイトル数は41本で、日本市場には対応ソフトはなかった。
発売当初は販売好調だったが、徐々に売上は落ち込み、最終的に後塵を拝した。
サターンの投入に伴い、32Xは生産中止となった。
セガは32Xを「次世代機」として位置づけたが、実際の性能は低かった。
欧米では32Xは「最悪の周辺機器」として知られるようになった。
開発方針の食い違いによりマーケティングが混乱し、セガのブランドにダメージを与えた。
カリンスキ元社長は、米セガと日本セガの対立が経営悪化の要因と振り返った。
少ないソフトと性能の低さから評価が下がり、最終的に市場から消えた。
スーパー32Xの後に出たPicture Magicも商業的に失敗した。
メガドラタワーは後のセガコンテンツに影響を与える存在となった。
2014年に「Console Wars」の伝記が出版され、関係者の証言が明らかになった。
32Xはリリースタイミングが悪く、アドオンとしての開発は失敗だったとの見解がある。
サターンは後に日本市場で不振となり、セガは経営危機に直面した。
発売日
販売価格
16,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
41,000
開発元
セガ
種別
据置型ゲーム機
世代
第4世代
国内売上数
50,000
世界売上数
1,350,000
販売されたソフトの世界総売上数(公式)
0
販売されたソフト数 *1
0
ソフト国内総売上数 *2
0
ソフト世界総売上数 *2
0
*1 サイトに掲載している数 *2 サイトに掲載している販売数のわかっているソフトの合計

発売されたソフト一覧

基本情報
売上本数
発売日
価格