コンシューマーゲーム大辞典

Zen Studiosはハンガリーのビデオゲーム開発・出版会社で、ブダペストに本社を構える。
代表的なゲームフランチャイズにはPinball FX、Zen Pinball、CastleStormがある。
同社はキャラクターやテーマを基にした100以上のライセンスピンボールテーブルを制作している。
2003年に4人のチームによって設立され、当初は技術と契約開発のスタジオとして始まった。
プリンシパルであるZsolt Kigyossyは、ピンボールシミュレーションゲームの最高峰を目指した。
2007年にPinball FXを発売し、その後2010年まで毎年10万本以上を売上げた。
2008年にはPS3向けにZen Pinballを開発。
2009年に初の非ピンボールゲーム『The Punisher: No Mercy』をリリース。
2010年にはMarvel ComicsとのコラボレーションでMarvel Pinballを発表。
2012年にStar Wars Pinballを発売し、正式にライセンスを取得したピンボールテーブルを提供。
2013年にはCastleStormをリリースし、成功を収めた。
2014年にはSuper League Footballをリリースし、現代版ワールドカップサッカーテーブルを提供。
2015年にはValveと提携し、Portalに基づくテーブルを発表。
2016年、Oculus Riftと連携し、VR対応のピンボールテーブルを制作。
2017年にPinball FX 3をリリースし、異なるプラットフォーム間でのプレイを奨励。
2020年にEmbracer Groupに買収された。
2024年にSaber Interactiveが売却されるも、Zen Studiosは保持された。
Zen Studiosのピンボールスタイルは「シネマティック」と表現され、多くの映画やシリーズの要素を取り入れる。
家族向けの体験を提供するため、過激な内容は含まれていない。
Pinball FXでは、マイクロトランザクションが導入され、追加テーブルを購入可能。