セガサターン

南方珀堂登場

更新日 2026/08/07
南方珀堂登場
基本情報
タイトルは「南方珀堂登場」。
1997年8月7日にセガサターン向けに発売された推理アドベンチャーゲーム。
発売元はアトラス、開発元はシンキングラビット。
犯罪心理学者の南方珀堂とともに殺人事件の謎を追う内容で、現場を直接訪れずに推理する安楽椅子探偵の形式を採用している。
ゲーム内容
事件に関する映像を再生し、怪しい箇所を調べながら進行する。
プレイヤーは南方珀堂の受講生の1人という立場とされるが、ゲーム中では立場が分かりにくい。
怪しい部分を指摘すると登場人物の会話が始まり、そのまま話が進んでいく構成。
練習問題が2本、本編シナリオが2本用意されている。
人物同士の会話から事件の状況や伏線が説明される。
システム・攻略要素
ビデオ映像を一時停止し、画面内の気になる部分を調べるシステムを採用している。
調査できる箇所は多く、それぞれに異なる会話が用意されている。
謎そのものには状況説明の段階から伏線が用意され、答えに至るための情報は提示されている。
一方で、プレイヤー自身が論理を組み立てて犯人やトリックを推理する場面はほとんどなく、正しい箇所を指摘すると自動的に推理が展開される。
会話量が非常に多く、進行の大部分を音声付きのやり取りを聞くことに費やす構成となっている。
音楽・サウンド・声優
ビデオ映像や南方珀堂たちの会話は全編フルボイス。
声優の演技については、目立って不自然な棒読みはなく一定の品質があると評価されている。
評価
クレイアニメ風のCG映像は完成度が高く、独特の演出として評価されている。
調べられる場所ごとに専用の会話が用意されており、演出面の作り込みは細かい。
推理の答え自体には伏線が用意されており、事件の仕掛けそのものは成立しているとされる。
一方で、推理ゲームでありながらプレイヤー自身が推理する余地が乏しく、受け身になりやすい点が大きな問題とされている。
登場人物の台詞が長く、情報の大半を会話で説明するためテンポが悪いとの評価がある。
南方珀堂の生徒たちによるギャグや漫才調のやり取りは頻繁で、好みが大きく分かれる。
シナリオ数が少なく、各話の説明や伏線回収が不十分で、結末に納得しにくいとの指摘がある。
実際のプレイ感についても、開始直後から長い会話が続き、画面変化や操作の機会が少ないという感想がある。
操作性や進行の単調さも欠点として挙げられている。
総評
安楽椅子探偵という設定、クレイアニメ風CG、フルボイスなど演出面には特徴と作り込みがある作品。
しかし、事件の謎をプレイヤー自身に考えさせる仕組みが弱く、長い会話を聞きながら指定箇所を調べる受動的な進行になっている。
推理そのものの素材は成立しているだけに、プレイヤーに推理を任せるゲームシステムになっていれば評価が変わった可能性がある作品とされる。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先 / 最終取得日:2026/4/15
920
ハード
セガサターン
ジャンル
アドベンチャー / ミステリー
シリーズ
開発元
シンキングラビット
発売元
アトラス
国内売上数
0
世界売上数
0

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