ワンダースワン

TERRORS

更新日 2026/08/05
TERRORS
 基本情報
タイトルは「TERRORS」。
1999年8月5日にバンダイからワンダースワン向けに発売されたホラー系ノベルシアター。
ワンダースワンの縦持ち表示を生かし、上画面にグラフィック、下画面に縦書きの文章を表示する。
5本の短編シナリオと、条件を満たすと出現する最終章を収録している。
ゲーム内容
収録シナリオは「怨霊旅館」「愛しき友」「小さなお化け屋敷」「きしむ音」「マザーテーブル」。
旅館、隣人トラブル、お化け屋敷、人形師の一族、恋愛への不信など、異なる題材の恐怖が描かれる。
心霊現象だけでなく、人間関係や日常に潜む不安を組み合わせた物語が多い。
各シナリオは短めで、繰り返しプレイしながら分岐や真相を探る構成。
5本のシナリオをクリアすると最終章が解放され、それまでの結末によって展開が変化する。
システム・攻略要素
物語中の選択肢によって展開やエンディングが変化するマルチエンディング方式。
恐怖を感じる選択によって増加する「テラーポイント」が、物語全体の分岐に影響する。
テラーポイントが高すぎると主人公が恐怖に負け、選んだ行動を実行できず逃げ出す場合がある。
テラーポイントが低すぎても真相へ近づけず、悪い結末へ進む場合がある。
同行者への配慮と、自分が危険を引き受ける度合いのバランスも重要。
「怨霊旅館」には玲子からの好意を示す隠しパラメータがあり、展開や結末に関係する。
一度読んだ場面ではテラーポイントの増加量が変化するため、再プレイ時の分岐条件が複雑になる。
読み返し、中断セーブ、文字速度変更、音声のオンオフに対応している。
3冊の本を模した3つのセーブ領域があり、シナリオ単位や本単位でプレイ記録を初期化できる。
既読スキップや次の選択肢まで移動する機能はなく、繰り返し攻略では手間がかかる。
音楽・サウンド・声優
携帯ゲーム機ながら音声を収録し、悲鳴や台詞が恐怖演出に使われている。
音割れやノイズの強い音質が、結果的に不気味さや生々しさを高めている。
立体音響を生かした演出があり、イヤホンやヘッドホンでのプレイが推奨されている。
BGMは曲数こそ多くないが、焦燥感、不気味さ、残酷さ、感傷的な場面を効果的に演出する。
グッドエンディングでは、大森玲子が歌う主題歌「追伸」が流れる。
声の演技には不慣れさがあり、音声が物語前半に偏っているとの指摘もある。
評価
エンディングやシナリオ分岐が豊富で、短編を繰り返し遊ぶ構成と相性が良い。
テラーポイントによって主人公がプレイヤーの意思に反する行動を取る仕組みは独創的。
モノクロのドット絵や突然動く一枚絵が、不意打ちの恐怖を効果的に生み出している。
文章力と独特の幻想的な雰囲気が高く評価され、奇妙な短編小説を読むような味わいがある。
一方で、分岐条件が複雑で攻略しにくく、既読スキップがないため作業感が出やすい。
総評
短編ホラー、モノクロ映像、音声演出、複雑な分岐を組み合わせた独創的なノベルゲーム。
不便な部分はあるものの、テラーポイントと幻想的な雰囲気によって、ワンダースワンならではの強い個性を持つ作品。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
2,980
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先 / 最終取得日:2026/4/15
12,600
ハード
ワンダースワン
ジャンル
アドベンチャー / ホラー
シリーズ
TERRORSシリーズ
開発元
メガス
発売元
バンダイ
国内売上数
58,000
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

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現在の相場
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